2005年 07月 18日
聖龕(せいがん) |
多久には孔子様を祭った聖廟があります。現存する聖廟としては足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次ぐ古い建物で、数ある聖廟の中で最も壮麗といわれているそうです。この多久聖廟の大改修工事が昭和62年から平成2年にかけておこなわれましたが、その工事期間中は参拝客のために孔子像をすぐそばの展示館に安置することになりました。本来は聖龕(せいがん)に安置するのですが、聖廟から移設できないということで、仮の安置台の依頼を受けて作ったのが、写真に写っているものです。高さ約2.7M、八角形対角巾2.4Mで結構大きなものです。当時かなり苦労して造りましたが、この経験があるからこそ、今は何を頼まれても怖くないしまたキチンと造り上げる自信もできました。
by mukkura
| 2005-07-18 09:23